過食嘔吐になりやすい人の特徴とは?

過食嘔吐になりやすい人の特徴

過食嘔吐になりやすい人は
自責の念が強い“いい子ちゃん”タイプ

過食症拒食症などの摂食障害になりやすい人の特徴として、過剰なまでに自己評価が低い人や自分に自信が無い人などがよく挙げられていますが、過食嘔吐もやはりこのタイプに当てはまるケースが多いようです。ここでは、過食嘔吐になりやすい人の特徴をより深く見ていきながら、症状や原因、また実際に過食嘔吐を経験した人が話す「吐いてしまう理由」(体験談)などを紹介していきます。

そもそも過食嘔吐とは?

太るのが怖い…食べたことへの代償行為として自ら吐く過食嘔吐

過食嘔吐とは、過剰なほどたくさんの食べ物を食べた後に、意図的に吐く行為のこと。摂食障害患者のうち、過食症・拒食症患者両者に見られます。どちらも、食べてしまったことへの罪悪感や太ることへの恐怖感から嘔吐を誘発することが多いようです。詳しくは過食症・過食嘔吐とは?のページを参考にしてください。

過食嘔吐の原因は?摂食障害に悩む人の共通点

過食嘔吐は、過食症や拒食症などの摂食障害から引き起こされる症状です。摂食障害の原因は、ストレスやホルモンバランスの乱れ、家庭環境、低血糖症などさまざまですが、共通して言われる要因として「摂食障害になりやすい性格」が挙げられます。摂食障害に悩む多くの方が、まじめで完璧主義、自己評価が低い、ストレスをうまくコントロールできないなど共通した特徴を持っているようです。

命に関わることもある過食嘔吐の危険性

過食嘔吐を併発する過食症や拒食症の場合、命の危機に瀕することもあります。単に栄養不足に陥ると言うこともありますが、それ以外にも、悪化すると意識障害や極度のうつ状態になり、これらによる死亡例も少なくありません。また命の危険までは至らなくても合併症として歯が溶ける・唾液腺の腫れ・高血圧・食道炎など体に様々な症状が出てしまいます。過食嘔吐によって起こる後遺症も多いです。低ナトリウム血症・低カリウム血症・マロリーワイス症候群・肝機能障害など健康への被害が大きい例が多いため、摂食障害が落ち着いても、健康を取り戻すには時間がかかってしまいます。

過食嘔吐になりやすい人の特徴

10~20代の多感な若い女性に多い

過食嘔吐だけでなく、摂食障害全般がこの時期に起こりやすいです。
この時期は無茶なダイエットをする女性も多く、また友達や恋人に言われた何気ない一言から摂食障害を引き起こしてしまう人も。また多感な時期なので、家庭環境や学校でのストレスが影響することも多いです。ただ多くの女性は「太りすぎてしまう」「痩せすぎてしまう」程度で過食嘔吐までは至りません。周りの助けを借りながら改善する、もしくはそのままの自分を受け入れる、強い人であれば、自らの意思で解決するなど自分の危機を回避できます。しかし、過食嘔吐にまで至ってしまう人はこれができないのです。

なぜ危機回避ができない?自分で自分を追い込む心理

ではなぜ、危機回避をできないのでしょうか。過食嘔吐に至る人の多くは、ほんの少しの失敗でも、まるで重大な犯罪をおかしたように自分を責める傾向があります。自分に対して完璧主義なんですね。これは長所でもありますが、ややネガティブに働いてしまうと自分の心をボロボロにしてしまいます。
まさに摂食障害は良い例で、一般的な女性であれば多少太ってしまったとしても「最近太ったな」程度で終わりますが、完璧主義、特に見た目を気にする女性の場合「太ってしまった自分なんてありえない。今すぐに痩せなきゃ外へも出れない。我慢できない自分は最低だ。」と過剰なまでに自分を責めてしまうのです。
しかし、摂食障害、特に過食症を引き起こしていると、「食べたい」という衝動はもはや自分の意思でコントロールができるものではないので、我慢できず食べてしまいます。そして食べ始めて少し落ち着くと、また自分を責めはじめます。
この自己嫌悪を回避できるのが、過食嘔吐。食べたことを帳消しにすることで、太ることもなく、また食べた自分を少し許してあげることができます。こうして食べて吐くということが癖になり、いつからか「食べても吐けばいい」という感覚になって、過食嘔吐から抜け出せなくなってしまうようです。中には自傷行為と同じ感覚で、癖になってしまったという人も。

過剰な完璧主義や極端に自己評価が低いのはなぜ?

さて、根源とも言える彼女らの特徴「過剰な完璧主義や、極端な自己評価が低さ」は何が原因なのか。このような性格が形成される要因は、そもそもの気質(遺伝的問題)・家庭環境・いじめなどの外的な要因が考えられます。今回は摂食障害の原因でよく挙げられる「家庭環境」について見ていきましょう。
子供は幼少期に親から十分に愛されていると感知することで、自己を肯定できます。しかしこれが上手く感知できないと、自己肯定がうまくできず、常に他人の評価に依存してしまうため、他人からの評価を上げようと完璧主義になることが多いようです。
愛情不足の家庭と言うと、家庭内暴力や育児放棄、両親の離婚、家庭内別居などが浮かぶと思いますが、これらに当てはまらない一見普通の家庭でも、愛情不足に陥ることもあります。子どもは言葉に出さなくても親、特にお母さんの気持ちを察してしまいます。なので幼少期に親のつらそうな姿を見て育つと「自分は甘えてはいけない。いい子でいなければいけない」という意識が強くなり、親からの愛情を我慢することで、愛情不足を引き起こすこともあるのです。

人は変化する生き物なので卑屈になる必要はない

上記のよう話すと、親御さんが責任を感じてしまったり、当事者もそれなら仕方ないと諦めてしまう人もいますが、これはまったくの間違いです。私たちは人間です。人間なので、様々な特徴があり、そしてそれらはいくつもの過程で変形できるもの。今日の自分が、明日の自分とまったく同じと言うことはありえ無いのです。
もちろん、遺伝的な変わらない部分もありますが、少なくとも上を向いてる人間に、プラスの変化が少しも訪れないなんてことはありません。だからこそ、過去がどうのこうのと責めるのではなく、過去は過去として受け止めて「なら今の自分には何が必要か?」と思考することこそが大切でしょう。

過食嘔吐の傾向

過食嘔吐は、事後に低血糖状態に陥る可能性があります。
過食症のページでもお伝えしていますが、低血糖症は血糖値のコントロールが上手くできずに心身に不調が表れる病気です。自覚の有無にもよりますが、過食嘔吐の前に過食をしてしまう行為自体が、低血糖症によるものかもしれません。ホルモンバランスの乱れや、ストレス過多に起因して、低血糖症によって過食衝動を抑えられなくなります。


この低血糖の症状は、過食嘔吐の後にもみられるそうです。自律神経系の機能障害や、抗精神薬の影響で、低血糖症状の回復が遅れることもあるので、神経性過食症の神経性の部分にフォーカスした薬剤投与に軸足をおいている治療段階にある場合には、見落とされがちです。


刻一刻と変化していく病状ですが、自分の状態に適した治療を受けることが最善なので、自分の状態を正しく把握してもらうためにも、診察を受けるたびに自分の現状をちゃんと医師へ申告し、医師とよく相談しながら、治療を進めてください。


参考:みんなのメンタルヘルス(厚生労働省)

参考:過食嘔吐後に低血糖による痙攣を来したBulimiaNervosaの1例(心身医, 第36巻 第7号,1996年10月)

クリニックハイジーア

摂食障害治療を専門的に扱い、従来の薬物投与やカウンセリングとは全く異なる「栄養療法」で症状を改善させるクリニック。特に「コントロールできないほどの過食衝動」で悩む方の多くは、機能性低血糖症を引き起こしている可能性があるため、この栄養療法が大変効果的と言われています。無料カウンセリングも実施しているので、まずは相談だけでも行ってみると良いでしょう。

(関連ページ:低血糖症の検査・治療を行う栄養療法

低カリウム血症を予防するために

過食嘔吐を繰り返していると、低カリウム血症になることがあります。低カリウム血症とは、身体の中にあるカリウムが不足してしまうもので、筋力低下や麻痺、呼吸不全などを引き起こします。

嘔吐は頻繁に繰り返すと、水分とともに胃液や腸液からカリウムが失われてしまいます。少しずつ吐く回数を減らし、積極的にカリウム補給をしたいところ。

過食嘔吐を少しずつ克服しながら、低カリウム血症を予防するには、野菜ジュースやスポーツドリンク、インスタントコーヒー、抹茶など、水分と併せてカリウムが補給できるものを選ぶといいでしょう。食事の前にコップ一杯の水分を飲むと過食衝動がほんの少し緩和することもあります。

過食嘔吐と拒食を繰り返しているケースでは、水分不足による脱水症状も恐い合併症。カリウムが不足すると身体がむくみやすくなり「水分を控えなければ!」と思ってしまうかもしれません。むくみの原因は水分の摂りすぎではなくカリウム不足が原因になっていることも。カリウムは老廃物の排出やむくみ解消を助けてくれる栄養素です。カリウムを含むものを食べて、むくみを予防しましょう。

参考:『摂食障害−食べられない,あるいは,食べ過ぎてしまう病気』鈴木,日本調理科学会誌,45(5),2012

過食嘔吐時の吐血

過食嘔吐を繰り返すと、胃や食道、喉などに圧力がかかります。その結果、食道と胃をつなぐ部分(噴門)の粘膜が縦に裂け、出血してしまうことがあります。これを「マロリー・ワイス症候群」といいます。マロリー・ワイス症候群による出血は、吐いたものに血が混じるだけでなく、みぞおち付近の痛みや、血便、貧血などの症状を引き起こすこともあります。

また、マロリー・ワイス症候群だけでなく、過食嘔吐で胃酸が食道を逆流して引き起こされる「逆流性食道炎」が進んだ場合にも、出血する場合があります。

嘔吐時に血が出ても放置してしまえば、最悪の場合、食道が負担に耐えきれなくなり「食道破裂」につながってしまう可能性も。

過食嘔吐時の吐血や激しい腹痛は、こうした症状が進んでいるサインかもしれません。決してそのまま放置せずに、ぜひ病院を受診しましょう。

過食嘔吐後に発症した上部食道潰瘍の1例を報告する。症例は30歳,女性。7年前に過食嘔吐症発症。当院内科通院中であった。平成7年6月,大量の食物を噛まずに飲み込んだところ胸部に激痛が出現し,少量の吐血を認めた。その後痛みがさらに強くなり範囲も広がってきたため入院となる。内視鏡検査にて食道上部に限局する易出血性の縦走潰瘍を3条認め,出血源と考えた。〜中略〜本症例の食道病変は無理な嚥下による上部食道の急激な内圧上昇により発生したものと思われ〜中略〜臨床的には食道破裂に至る危険性もあり,注意が必要と思われた。

出典:『2.過食嘔吐症に発症した上部食道潰瘍の1例(第21回日本心身医学会近畿地方会演題抄録)』山本ら,1996

参考:医学用語集めでぃっく『逆流性食道炎』2014

なぜ吐いてしまうの?過食嘔吐をしてしまった人の体験談

「どうして食べたものをわざわざ吐くの?」

過食嘔吐をしていたとことがばれた時、みんなにこう聞かれました。
私は高校生の頃、2年ほど過食嘔吐を続けていました。今はもう克服していますが、当時は度々気を失うほど酷かったです。 ここでは当時の私が摂食障害になったきっかけから過食嘔吐をしてしまうまでの体験談をお話します。周りに摂食障害で悩んでいる子がいる方は、「どうにかしてあげたいけど気持ちが理解できない」という人が多いと思います。私が克服するきっかけをつくってくれた彼も言っていました。なので、この体験談を読んで、少しでも過食嘔吐の人が考えていること、過食嘔吐に至ってしまった過程、気持ちをイメージしてもらえたら嬉しいです。(あくまでも私の場合の話ですが…)

痩せすぎていた中学時代

きっかけは多分、中学生の頃の拒食症。家族で食卓を囲むのが苦手で、食事を避けるようになりました。もともと食べる事がそれほど好きでは無かったこともあって学校でも「食べない癖」がつき、体重が38kg(身長は160cmです)まで落ちました。保健室の先生によく呼び出されましたし、周りからも「痩せすぎ」と心配されましたが、私は特に気にしていませんでした。その後、多少体重は増えても42kg以上になることはありませんでした。

きっかけは低用量ピル

しかし高校2年生の時です。今までよりも生理が重くなり始めて、生理中は授業を受けられないほどつらくなりました。それから、生理前症候群(PMS)とも診断され、生理前になると情緒が不安定になって、家族や友達につらく当たってしまうようにもなりました。
このような生理の症状を緩和するために、レディースクリニックの先生からピルを勧められて、飲むことに。飲み始めてしばらくすると、異常にお腹がすくようになりました。1日1食の食べればいい方だったのですが、運動量の多い男性程度の食事をとらないと満足できないほどに。

食事の好みの変化

明らかに食事の量が増え、また今までよりも高カロリーなものを好むようになりました。コンビニでお菓子やお肉を、菓子パンを買ってはパクパク…。食べる前までは、「今日から我慢しよう」と思うのですが、お腹がすいてくると全てがどうでもよくなって、欲のままに買い漁り全て食べてしまいました。食べ終わると、物が食べられた満足感と、食べてしまったこと、無駄遣いしてしまったことが許せなくて、「どうして自分はこんなにダメな人間なんだ」と悩み続けました。ほとんど毎日この繰り返しです。

1ヵ月で3kg、2ヶ月で8kg

そんな生活をしていたので、体重がみるみる増えていき、2ヶ月後には50kg近くまで太ってしまいました。自己嫌悪で気が狂いそうでした。周りからも「太ったね」と言われるようになり、鏡を見る頻度が増えました。そして鏡を見るたび、太りむくんだ顔を見て「どうして、こんな不細工になってしまったんだろう」と辛い気持ちになりながら、必死に顔のマッサージをしました。それでも変わらない顔が本当に嫌で整形しようかともお思いました。

それでも食べることが辞めれらない

過食衝動はおさまらず、体重は増えたまま。ちなみに、この時はピル(ホルモンバランス)がきっかけで過食症になっていると気づかなかったので、やめることは考えませんでした。
そして50kgを切りそうになった自分の顔、脚、腕を見た時涙が止まらなくなりました。太ったことを明らかに気にしている私を見て周りは「普通だよ」と慰めてくれましたが、痩せていた私にとって丸みを帯びた肢体は、不細工にしか見えず、どんな服を着ても惨めな気持ちになり、外にさえ出たくなくなりました。夜は特に辛くなって、自分が写った鏡を割ってしまうこともありました。

思い立ったチューイング(飲み込まずに吐くこと)

また食べ物をたくさん買い込んでしまった時です。たまたま食べたものが口に合わず、口に入れてものをトイレで戻してしまいました。この時「あ、こうやって口に入れて飲み込まずに吐けば、太らない」と気づいたのです。その日は全ての食べ物を噛んで飲み込まずに吐き続けました。今思うと食費2000円を溝に捨てているのと同じですが、その時は満足できるけど太らないという感覚に安心しました。この頃バイト代のほとんどが食費に消えました。

体重が落ちる感覚

当然ですが、お腹が満たされないので結局半分以上は飲み込んでしまいました。でも、チューイングをすると少し食べる量が減ったので、1週間続けると-2kgはおとせました。久しぶりに落ちた体重に心が躍り、もっと吐く量を増やして、食べる量を減らそうと考えたのです。

我慢ができない日

しかし、我慢できない日もありました。ある日、母親とけんかをしてイライラしていた日のことです。買ってきたものを勢いのまま全て食べてしまいました。イライラもあっていつもより自己嫌悪が酷かったので、食べしまった自分が許せずに泣いてしまいました。そして「今食べたものを全部なしにしたい、吐きたい」と衝動的に思うと、喉の奥に指を入れてなんとかして吐こうとしました。しかし、いくらやっても「おえっ」となるだけで食べたものは出てきませんでした。

自分で嘔吐の方法を調べる

その後、無心で「嘔吐の方法」を携帯で調べました。すると「チューブ吐き」という、細い管のようなものを入れると誰でも吐けるという記事を見つけたので、このチューブをネットですぐに購入。そして実際にやってみると予想以上にすんなりと吐けたのです。「これで食べてももう太らない!」と本気で喜びました。この時から、毎日毎日吐き続けました。

明らかな体の不調

体重は2週間で5kgおちました(確か)。43kg。自分の中では許せる範囲に戻りました。しかし、明らかに体の不調を感じました。手足が以上に冷たくて、温かくしているのに震えが止まらなくなりましたし、夏なのに肌はガザガサになって、胸もより小さくなりました。ボロボロだな、と自分でも思いましたが太っているよりはマシだと思い、嘔吐を続けました。色々どうでもよくなり、ピルを飲むのもやめました。

体重を落とすことが目的

1ヵ月も毎日体重計とにらめっこをしていると、もはや数字を削ることが最大の目的のようになりました。特に40kgの境目のラインにになると、1日に20回は体重計に乗っていました。少しでも減らそうと水も飲まなくなりました。体重を落とすという行為を楽しんでいたようにも思います。

身体の限界、母親にもバレる

19歳の頃です。そんな生活をしていたら頻繁に意識を失うようになりました。一番つらかったのは、吐きながら意識を失って、吐しゃ物の上で目を覚ましたことです。最悪でした。体がしんどくて、大学にはほとんど行っていませんでした。その頃、さすがに母親も私の異常に気づき、摂食障害の専門治療院に連れていかれました。

摂食障害の専門医

私が行った病院は、精神科ではなく、摂食障害の専門治療院でした。治療内容も、よくテレビで見るカウンセリングとは違い、サプリメントで栄養を整えると言うもの。そのため、普通の病気の時みたいに体の検査や診察を受けました。

先生がおっしゃっていたのは、ザックリ言うと「体の栄養を整えることで、過食衝動が落ち着いていく」ということ。「いやいやまさか、そんなわけ…」と思いつつも、太るわけではないし、ボロボロの肌も気になっていたので、サプリをのむことに。

過食衝動がおちついてきた

診察後、過食嘔吐はやめませんでした。私はやめる気は一切なかったので。ですが、サプリを飲み続けて確か1ヶ月経ったくらいから、そもそもの過食衝動が本当に落ち着いてきました。自分でも驚きましたが、急にぐわってくるあのどうしようもないイライラ感が落ち着いたのです。当時は「これはもっと痩せるかも」と思い、サプリを飲み続けました。

綺麗の定義が変わった

過食衝動以外にも変化がありました。ボロボロだった肌が少し綺麗になってきたのです(今思うと、母が食事に気を遣ってくれたというのもあるかもですが)。この時「栄養でこんなに変わるんだと」実感できたのが、克服するきっかけになりました。我ながら単純だと思いますが、自分の中での「綺麗」の定義が変わったのです
その後は、狂ったように食物の栄養について調べました。「どの食べ物が肌にいいか?」とか「ホルモンバランスを整える食品は?」そういう食事を考えるのが楽しくなり、3ヶ月経つころにはすっかり過食衝動もほとんど落ち着きました。

根本的な性格は変わっていないけど…

過剰な意識や完璧主義という点は、過食嘔吐をしていた当時から成長していませんが、そのベクトルが変わっただけで摂食障害はあっさり克服できました。今は平均よりも痩せていますが、食事制限ではなく、運動や栄養管理を徹底することで体型をキープしているのですっかり健康体です。

今過食嘔吐をしている人へ

経験した私だからこそ思うのは、今意図的に過食嘔吐をしている人は自分が思う「綺麗」の定義をもう1回考えてみた方が良いかもしれませんね。痩せている=可愛いと考えてしまう気持ちは痛いほどわかるのですが、女性としての魅力を自分で削っているようなものなのです。私も当時は痩せていることこそが最高だと思っていましたが、今は、一番痩せている時の写真が一番不細工に見えます。太った方が良いのではなく、健康的に痩せた方が女性として魅力的ですよ!

大事な人が過食嘔吐をしていたら

患者だった私が言うのもおかしい話ですが、自分の力でどうにかしようとするのではなく、摂食障害の専門病院に連れて行くのが一番だと思います。どうにかしようと「自分を大事にしなさい」とか「このままじゃ危ないよ」と優しい言葉をかけてくれた人がいましたが、その時の私にはまったく届きませんでした。お医者さんに診てもらい、サプリを処方してもらって冷静になってやっとまとまな思考に戻ったのです。
過食嘔吐をしている人の多くは私と同じように、周りの人の意見に耳を傾けられる余裕が無い状態だと思います。だとすると、そのような状態を分かってくれている専門の先生の所へ連れて行った方が、適切な対応をとってくれるのかなと思います。私も、そう判断してくれた母に感謝しています。

以上が私の体験談です。過食嘔吐をやめられない理由は人それぞれですが、一人の例として参考にしていただけると幸いです。

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