だんだんと体重が減っていくことに満足していませんか?

「痩せているとなぜか安心する」「体重が増えるから食べるのが怖い」と無意識のうちに感じていませんか?拒食症になる多くの方が「体重」を気にしています。ここでは、拒食症で低体重になってしまうメカニズムから「痩せすぎているよ」と医師から判断される基準までを紹介。

摂食障害の方はスリムな体型を手に入れて満足しているかもしれませんが、知らないうちに体に負担が掛かっているかもしれません。体内ではどういった症状が起こっているのかを見て行きましょう。

摂食障害で低体重になったときの症状

人の体は食事をせずに栄養が偏ってしまうと低体重になり、疲れを限界だと感じる力が鈍ってしまうことがあります。そのためダイエットをして体に負担が掛かっているのにも関わらず、「自分ならまだ体重を落とせる」と判断をしてしまい、筋力低下や疲労を引き起こしてしてしまうのです。ほかにも、「低血圧」「心拍数の低下」「低体温」「無月経」「乾燥肌」「手のひらや足の裏が黄色くなる」といった変化が挙げられるので、そういった症状が見られる方はすぐに病院で診察するようにしましょう。

また、低体重になるのは拒食症だけではなく「過食症」も該当。過食症は食べ過ぎてしまうのが特徴。後々嘔吐してしまう人がほとんどです。胃液が逆流してできる唾液腺の腫れや指を口に入れて嘔吐をするときにできる吐きダコといった症状が見受けられます。また、摂食障害が悪化してしまうと貧血や白血球の減少など の異常が出て、酷いケースだと骨粗しょう症や腎機能の障害、脳の萎縮に繋がってしまうケースもあるので注意しましょう。

食事制限をして低体重になってしまったときの体の状態や、心理症状を以下の図にまとめています。

身体の症状 部位別の症状 心理状況
  • 疲れやすくなる
  • 冷え性になる
  • 月経がこなくなる
  • 眠りが浅くなる
  • 筋力低下
  • 低血圧
  • 心拍数低下
  • 低体温
<胃腸>
  • 食欲がわかない
  • 満腹感を感じられない
  • 便秘になる
<その他>
  • 下肢のむくみ
  • 背中のうぶ毛が濃くなる
  • 乾燥肌になる
  • 手足の黄色化
  • 抜け毛が多くなる
  • 骨が弱くなって痛みを頻繁に感じる
  • 集中力の低下
  • 仕事の能率低下
  • こだわりが強くなり効率が悪くなる
  • 人との交流を避ける
  • 欲求がなくなる
  • 小さいことでもイライラする
  • 不安を感じることが多くなる

これらの症状は仕事や日常生活に支障をきたします。摂食障害の症状が見受けられる人は、早めに病院で相談するようにしましょう。

摂食障害でなんで痩せようとするの?

摂食障害の一種である拒食症は、体重や体型を気にして主に発症してしまいます。周りから見たら明らかに痩せているのに「自分ならまだ体重を落とせる」「理想の体型ではないから」と異常を察知できません。そのため、現状より痩せようと食事制限や過剰な運動をスタートさせてしまうのです。

人によっては必ずしも食欲がなくなるわけではなく、過食になる方も存在。しかし、過食になっても嘔吐や下剤などを使用してでも体重が増えるのを防ごうとするため、診療で訪れたときにはすでに入院が必要なケースが多くあるようです。身体に負担をかけないためにも、早めの診療が大切なポイントになります。自覚症状がある方はもちろんですが、家族や友人が急激に痩せてご飯を食べているところを見なくなった人も、診療を受けるように声掛けをしてあげましょう。

痩せすぎの判断基準

低体重は、BMI(Body Mass Index)で判断できます。BMIとは人の肥満度を表す指標で、「体重(kg)÷身長(m)×2」で算出可能です。BMIは性別や年齢でも大きな差が出るのが特徴。算出された数字が全国平均体重より65%を下回った場合は低体重だと判断され、入院治療が必要になります。

ただ例外として1~2ヵ月の短期間で急激に体重の減少があった場合や診察・検査結果など総合的に見たときに入院と判断されるケースもあるので注意しておきましょう。

ちょっとでも「あれ?」と疑問に思うことがあればすぐに医師に相談するのが解決への第一歩です!

食事に制限を設けたり絶食するダイエット方法は、目に見えた効果がしっかりと得られるからこそ多くの人が達成感や充実感に満たされます。そこで注意して欲しいのが、「もっと痩せたい」という欲求です。痩せたいという欲求を満たすために度を過ぎたダイエットをして低体重になってしまうと、拒食や低栄養状態になり入院してしまうこともあります。長期的な通院や入院になるケースもあるので、早い段階で医師に相談することを意識してみてくださいね。



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