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摂食障害の自助グループに参加してみよう!

摂摂食障害の自助グループに参加してみよう!

摂食障害に悩む方が、お互いに情報を交換しあい、悩みを打ち明けあったり、支え合ったりできる場が少しずつ全国に増えつつあります。

自助グループ、家族会、当事者会などと呼ばれるこうしたグループの目的は、「摂食障害を一人で悩まず、仲間とともに克服していく」こと。摂食障害に苦しむ本人の方はもちろん、家族にとっても摂食障害克服への道のりは決して簡単なことではありません。場合によっては長い月日がかかることもあります。

だからこそ、孤独を少しでも和らげ、克服に向けて支え合える自助グループは病院での治療と同じくらい、大切な支えとなってくれるかもしれません。

摂食障害の自助グループってなあに?

摂食障害の自助グループは、運営母体もいろいろです。病院や保健所など各地の専門機関が運営しているサポートグループのようなものや、家族会のように当事者同士が集うタイプもあります。

中には、摂食障害を克服した経験を、今摂食障害に悩んでいる方に伝えて克服をサポートしたいという想いからスタートし自助グループもあります。

参加対象者はグループによって異なります。摂食障害の患者本人のみが参加できるもの。家族も参加できるもの。摂食障害に悩む子を持つ親の会などが代表的な例といえるでしょう。

日本各地には,本人の会や家族の会,また専門家を含んだ会などさまざまなグループがある。専門家が主導するグループは比較的安定した運営がなされているが,従来の援助する側とされる側といった構図からは抜け出せていない。他方、本人や家族が主体となって作られているグループは、それぞれが症状を抱えている(あるいは症状に振り回されている)がゆえになかなかグループをは運営・維持していくことは困難である。しかし、独自の方法を見出そうとする動きそのものが、本人の回復へと繋がったり、社会啓発的な運動へ発展していったりしている。

出典:(PDF) 「摂食障害 「自助グループ」 を考える: アメリカと日本の現状から回復モデルを模索して」国際社会文化研究所紀要,7,2007[PDF]

参加方法や運営方針、会の雰囲気などはグループによっても異なります。人と人に相性があるように、こうしたグループも相性がありますので、参加する際にはウェブサイトや体験参加などで雰囲気を見て見極めてみるといいでしょう。

また、近くに自助グループがあるのか知りたい、という方は主治医やお近くの精神保健福祉センターなどでも自助グループの情報を教えてくれる場合もあります。ぜひ、一度相談してみてはいかがでしょうか?

摂食障害の自助グループで行っていること

自助グループの活動内容は、会によってさまざまです。

例えば摂食障害に悩む方同士が集まって、「今悩んでいること」「辛いこと」「将来どうなりたいか」などを自由に語り合う交流会もその一つ。親の会では、摂食障害に苦しむ我が子を親としてどうサポートすればいいのかに関する情報交換やセミナーなどが開かれることもあります。

活動内容の一例を、日本の摂食障害の自助グループに関する研究から見てみましょう。

初回のミーティングでは「治したい」「克服したい」という気持ちから、駆け込み寺に駆け込むようにやっとの思いでグループに参加する人、ずっと家から出られなかったけれども勇気を出して一歩外に出てみたいという人、中には「半信半疑(どちらかというと疑問の方が多い)で来るだけ来てみた」という人、それぞれの人がいろんな思いを抱えて集う。そして、そこにたどり着くまでに相当な時間とエネルギーがかかることを十分に知っている「先輩」たちの「よく来たね」「一つ一つ今できることから始めよう」という声に安堵させられ、その「場」に来ることができた自分をまずは受け入れることを知る。

出典:(PDF) 「摂食障害 「自助グループ」 を考える: アメリカと日本の現状から回復モデルを模索して」国際社会文化研究所紀要,7,2007[PDF]

このように、自助グループはまず同じ境遇にある仲間や摂食障害の「先輩」と出会い、自分が自分のままでいいんだと感じられる場であることがわかります。

ここから先の活動内容はグループや会によって異なります。例えば、ミーティングによって自分の現状を話し、参加者からの共感を得ながら人に話すことで自分を客観視するようになったり、心が楽になったりする時間を設けるグループもあります。

自分が参加してみたいプログラムがその会にあるのかを事前に確認することも大切です。

参加費用も完全無料なものから、会費や入会費が必要なグループなどさまざま。いずれにせよ、一人でインターネットや本だけでは得られない知識や情報を得られたり、身近に同じ病気に悩む仲間がいると感じられたりすることは、大いに参加の意義があることではないでしょうか。

また、孤独が和らいだり、「自分も克服できる!」と勇気が湧いてきたり…自助グループが摂食障害克服に向けて大きな力となってくれることもあるでしょう。

全国の摂食障害自助グループ

摂食障害の自助グループは、大小問わず全国各地で独自の活動をしています。自助グループの活動内容や参加方法は団体によって異なりますが、近くにある場合には、気が向いたときでもいいので、試しに覗いてみてはいかがでしょうか?

なごみの会(北海道)
参加対象:当事者の女性のみ
参加費:300円
主な活動内容:同じく摂食障害に悩む方と知り合い、摂食障害について語り合う
HP:http://peerful.jp/group-info/hokkaido/3998.html
NABA(東京など全国)
参加対象:本人、経験者
参加費:初回無料(その後、入会金・年会費あり)
主な活動内容:電話相談、摂食障害プログラム、セミナーなど
HP:http://naba1987.web.fc2.com/
 


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