私の摂食障害は……克服体験記

摂食障害を克服しました。

苦しい摂食障害(拒食症・過食症・過食嘔吐)を克服した体験談には、きっと勇気づけられることでしょう。

3年寝たきりの生活から復活。根本から治して結婚もできました。

30代女性、過食嘔吐、月経前症候群(PMS)、栄養療法

高校時代から甘い物を大量に食べる過食が止まらなくなりました。
まんじゅう1箱、カステラ1本、あんこ1kgをたいらげても満腹にならず、気持ち悪くなって吐いたり下剤を使ったりしていました。その後は10キロ増えたり減ったりをくり返し、ひどい時は1日だけで5~6キロ平気で増えていました。20代から過食はおさまってきたのですが、生理前になるとひどくイライラしたりむくみがひどくて、過食に走りがちになってしまうんです。30代になると生理の3週間前くらいからつらい症状が続くようになり、起きているのがつらくて1日横になっている日も増えました。

ウツ状態もひどくなり、どれが正常な自分なのかわからなくなってしまい、根本から治療したいと考えてクリニックを受診。「婦人科トラブルとウツ状態を併発する女性は多いんですよ」と言われ、栄養失調と低血糖症、貧血も起こしているという診断でした。栄養療法を受けながら定期的に貧血のチェックを受けたところ、1年後には天と地ほど改善しました。

治療が始まる前の3年間はほとんど寝たきりだったので、結婚もあきらめていましたが、おかげさまで良縁に恵まれて結婚。あのころの自分を考えると、こんな日が来るなんて想像もしていなかったです。本当に嬉しくて、幸せです。

長いトンネルを一緒に歩いてくれた母に感謝しています。

20代女性、過食症、拒食症、入院治療

高校2年生のときにバーベキューをしたら具合が悪くなり、食が進まない日が数日続いたのですが、ちょうど友人関係でストレスを感じていた時期でもあり、なんとなく食べることがいやになってしまいました。
そのうちだんだんやせるようになって、やせていく自分がうれしくなって、家族や他人から「やせすぎじゃないの」と言われても無視して体重をへらすことばかり考えるようになっていました。

夏休みに拒食がエスカレートし、母親に内科に連れていかれたところ拒食症と診断されて即入院。その後も時間をかけて拒食と向き合い、1人前の量が食べられるようになりました。しかし、今度は過食になりましたが高校3年で役員や代表をまかれるようになって、忙しい毎日の中でようやく過食の数が減っていきました。

拒食症の克服まで1年、その後の過食で9ヶ月かけてようやく摂食障害を克服することができました。
長い長いトンネルを一緒に歩いてくれた母にとにかく感謝しています。食べることから逃れたくて勉強ばかりしていましたが、母は「テストで1番をとなくてもいい、ただ食べて元気でいてくれればいい」と何度も言ってくれました。がんばったことを認めてくれる家族がいてくれたことが、とても大きな支えになったと思います。

同じ病気に苦しむ人とふれあい、自分が許せるようになりました。

30代女性、拒食と過食のくり返し、薬物療法、集団療法

20歳くらいのころ、ダイエットをきっかけに拒食症になり、3~4年苦しみました。
20キロ台まで激やせして入院し、回復したのですが今度は過食が始まって一気に70キロまで急増。その後は過食と拒食をくりかえし、過食嘔吐やウツ、アルコール依存、自傷行為、下剤乱用…さまざまな症状があらわれて本当に苦しかった…。

克服のきっかけになったのは、28歳になって自助グループに参加するようになったことだと思います。同じ病気に苦しんでいる人たちと会って、克服した人たちの話も聞いて、そういう人たちとふれあうなかで「もういいかげん病気も飽きたよね?」と自分なりに感じることができたんじゃないかと思います。

その後、オーバードーズで緊急搬送されたことで、それまで薬に頼ってばかりいたのを主治医と相談しながら薬をストップ。その後はあれよあれよという間に体調が改善し、今ではすっかり摂食障害の症状が出なくなりました。

今はなんでもおいしく食べられること、家族や友達と食事を楽しめることが、この世の幸せと思えます。長い間自分を嫌い、責め続けてきたので、いまだに自分に寄り添うことがむずかしいところもありますが、そのままの私で楽に生きていけることが今の私の目標です。

高校での生活がうまくいかなかったために拒食症、過食嘔吐に。

10代女性、過食症、過食嘔吐、-

親元を離れて全寮制の高校で共同生活を送る中で寂しさを感じてしまい、それを埋めるように過食に走ってしまいました。学校の友達との仲もうまくいかず、毎日の生活の中で抱えるストレスを食べ物で発散する日々です。

食べている間は寂しさを紛らわせられることもあり、気づけば一日中食べ物のことを考えるようになりました。この頃は過食症に悩んでいましたが体重が増えたことに悩み、ネットで検索してみたところ過食嘔吐というものを知り、「食べては吐く」を繰り返すように…。当然ながら健康的な状態とはいえません。
ですが、食べても吐けば良いと考えると罪悪感もなくなり、どんどん過食が進みます。このような状態が3年ほど続きましたが、吐く量よりも食べる量が増えてしまったのか体重が増えてしまいました。体重は計っていませんがおそらく10キロは増えていたと思います。

何とかしなければと思っていたのですが、大学進学をきっかけに忙しくなり、やらなければならないことに追われるようになってからはいつの間にか過食嘔吐する時間がなくなり、状態は改善。

今でもたくさん食べてしまうことや吐いてしまうこともありますが、あまりにも自分を責め過ぎると心が壊れてしまうと思います。自分自身を許し、治療に取り組んでいくことが大切だと感じました。

糖尿病が原因で摂食障害に。集団療法と家族関係の修復で乗り越えました。

20代女性、過食嘔吐、拒食症、無月経、インスリン依存型糖尿病入院治療、行動療法、家族療法

小さい頃に甲状腺の病気がわかり、治療を続けていました。その影響かわかりませんが、学校の検診で糖尿病がわかり食事療法で血糖コントロールをしなければならなくなったのが高校生のとき。当時は、食事療法がきちんとできていないから、という理由から入院治療で正しい食事の摂り方を教わって、治療は完了しました。

ところが1年後、親が病気で入院したことをきっかけに、自分一人で食事をしなければならなくなり、食事療法がきちんと守れなくなってしまいました。体重が増え、親から食事療法がきちんとできないことを叱られてストレスが溜まる日々。ついつい過食に走り、自分の体のことが気になり食べた後は無理やり吐くという生活が続きました。だんだん体重や体型も気になるようになり、病院にもいかなくなってしまいました。

私がきちんと糖尿病のコントロールができないことに対して親からも怒られ、ストレスが溜まり、だんだん食欲もなくなり、体重は30kg台にまで落ち込んでしまいました。無月経にもなり、病院を受診したところ、すぐに入院に。まずは規則的な食生活とインスリン投与の血糖値コントロールをしました。

親がお見舞いに来てくれても「自分がきちんとできないから迷惑をかけてしまった」と自己嫌悪に。食べ物を見るのも恐くなり、食べても吐きたい衝動に駆られるようになってしまいました。病院の先生から集団療法に参加するのを勧められ、摂食障害に悩んでいるのは自分だけではないと知ったのがきっかけで、食事が少しずつ苦痛に感じなくなるように。きちんと食べられると褒めてもらえるのもモチベーションになるようになりました。

病院の先生と親、そして私の3者面談と通じて、親との関係も少しずつ元に戻り、だんだん自分のことが自分で認められるようになりました。退院してからも病院に通院していますが、1年以上たった今、過食も拒食もなくなり、体重も回復しました。持病の糖尿病治療もきちんとできるようになりました。

職場のストレスで過食症が悪化。仕事を辞めて治療に専念しました。

30代女性、拒食症、月経前症候群(PMS)入院治療栄養療法

もともとあまり太らない体質で、体重はずっと50kg前後でした。大学を卒業した後に就職した職場を3年で結婚退職。その後、夫の転勤で引っ越しをし、引っ越し先で就職しました。数字を扱う事務仕事だったこともあり、1日中デスクワーク。年齢もあり、太るのではないかとダイエットを始めました。

ところが、ダイエットを始めると思いの外はまってしまい…。気がつくと体重は37kg前後に。家族からも心配されるようになりました。周囲に勧められて病院を受診すると拒食症と診断されました。会社を休職して自宅で治療をすることに。

でも、結局あまり状況は変わらなくて…。体重も全く増えなかったため、2か月の入院治療を受けました。会社も退職し、夫の協力を得ながらなんとかその後の通院で拒食症を克服しました。

もともとまじめで几帳面な性格と言われることも多く、ちょっとしたダイエットが「痩せなきゃ」という義務感に変わってしまったのだと今では思えます。

親に理解してもらえない。そんな気持ちから過食を始めるようになりました。

10代女性、過食嘔吐家族療法心理療法認知行動療法

もともと両親が厳しい家庭で育ちました。弟が一人いるのですが、弟は家の家業の後継として両親からも可愛がられていました。私はお姉ちゃんにもかかわらず、いずれは家を出るから…。と父親からはあまり可愛がってもらえず。母親は心配性で、いつも家では窮屈な思いを抱えていました。

好きなファッションをしても怒られる、何をしても認めてもらえないという思いが募り、中学2年生頃からご飯を食べても吐いてしまうようになりました。時には甘いものを食べたいという気持ちが抑えられず、こっそり夜家を出て甘いものを買って食べて、トイレや自分の部屋で吐いていました。だんだん、甘いものをたくさん食べて食後にトイレで吐くのが日常になって…。

母親に連れられて病院を受診しました。病院ではお医者さんとの面談で自由に絵を描いたり、私の気持ちを少しずつ話したりしました。また、病院の先生と一緒にパズルをすることもありました。病院の先生と過ごす時間が増えるうちに、先生には普段思っていることとか、辛いと思っていることを絵や言葉で表現できるように。その頃からなんだか食べたいという気持ちも少し減り始めました。

そんな日々を続けているうちに、一度は過食嘔吐も治まったのですが、両親の実家に引っ越したことでまた食べては吐いてを繰り返してしまいました。

そんな私でも、病院の先生はいつも「自分のことを話せるようになってきたし、それはすごいこと」と褒めてくれて…。今まで自分の気持ちや思っていることは周りに伝えたり表現する必要なんてないと思っていたのが、表現できるようになり、大学進学で親と離れたことをきっかけに自然と食べたい・吐きたいという気持ちも無くなりました。

拒食症は、食生活の改善でも克服できると知りました。

20代女性、拒食症、過食嘔吐、食事療法

高校生の頃にダイエットにはまってしまい、拒食症に。その反動で急に「食べたい」という衝動が抑えられなくなり、食べた後に吐くようになりました。「これでいいのかな…」と不安に思って図書館でいろいろ調べたら、自分は摂食障害という病気で、原因は家族にあると書いてあって…。病院に親と一緒に行くと、お医者さんからも家庭環境が良くないとか、家族で過ごす時間が…とかいろいろと言われました。でも、大学進学で一人暮らしを始めても一向に摂食障害は治らず…。

「本当に私の摂食障害は家族が原因なんだろうか」と疑問を持ち始めました。

インターネットで摂食障害の体験談や掲示板を見てみると、食事療法というもので克服できた人の体験談を見つけました。毎日3食食べる、という生活習慣を変えることで摂食障害が治せるとは目から鱗だったのを覚えています。

もちろん、カウンセリングも受けましたし、親と家族療法というのも受けました。でもやっぱり治らない。

病院を変えて、食事療法を受け始めると、時間はかかりましたが、過食は無くなりました。結局、摂食障害になる原因も人によって違いますし、治療も精神的なもの以外にできることがあるのだと思います。

インターネットを通じてですが、こうしたことを知れたからこそ、今は摂食障害が克服できているのだと思います。

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