大阪市立大学医学部付属病院

大阪

大阪市立大学医学部付属病院

他の医療機関との連携に力を入れて治療に取り組む特定機能病院

初回費用 不明 専門性 精神疾患全般
薬物療法 アプローチ 意識、行動

大学病院では珍しい摂食障害専門医のいる大阪市立大学医学部付属病院では、主に薬物療法と精神療法の両面からアプローチし、症状の改善を図ります。また一般的な外来治療だけではなく、入院による回復支援を積極的に奨励しています。これまでの食習慣や環境を改善することにより、食べることに対する根本的な考え方から矯正。薬物だけに頼らない方法で早期克服を目指します。病院内では医学生や一般のボランティアがイベントやワークショップを企画実施。単に治療するだけではなく、来院した方とともに楽しみながら過ごせる環境づくりに力をいれている医療機関です。

治療方法 薬物療法、支持的精神療法、認知療法行動療法、森田療法など
料金 要問い合わせ
お問い合わせ方法 電話のみ

森田療法とは?

原因を取り除くのではなく、身体とこころの状態を受入れて活かす訓練

1919年に精神科医の森田正馬がはじめた治療法で、強迫神経症やパニック障害などの不安障害に治療効果をあげてきたもので、日本ではじまった精神療法です。一般的な医療の考え方である「原因を探り出して取り除く」やり方ではなく、症状である不安や恐怖を「受け入れて活かす」という考え方で治療していくもの。この治療法はうつ病や摂食障害の克服にも広く取り入れられており、東洋で発展した医学の考え方です。
まずは自分の感情を自覚して受け入れる訓練から開始。その後、自分の興味・関心のある事を発見し、「これからどうなりたいか」という「エネルギーの源」を探ります。症状が出てしまったときには自分の考え方や感情を振り返り、建設的な行動につなげるというもの。これを生活パターンに取り入れて見直しを続けることで、根底にある自分の在り方を見つめ直し、障害を克服していくのです。
また森田療法理論では、自分の「症状の仕組み」を理解するために知識を身に付けることが回復につながると説かれており、フォーラムや勉強会に参加するなど周りが助言や援助を行ないながら症状の軽減を目指していきます。

大阪市立大学医学部付属病院の特徴

初診でまずは職場や家庭環境をヒアリング

はじめに一般外来で本当に摂食障害かどうかを見極めてから専門外来での治療に移ります。専門外来医がはじめにチェックするのは職場や家庭での生活環境、人間関係など。普段の生活で過度のストレスを受けていないかをリサーチ。人間関係と家庭環境に問題がある場合、それらの不安やストレス要因から遠ざけてメンタルバランスを落ち着かせることから開始します。

セカンドオピニオン外来を実施

他の病院で受診・治療中の方やその家族が対象で、診断や治療方針に悩みがある方に対し、各部門の専門医が意見を提供してくれます。1人の医師や病院の見解だけではなく、他の医師の意見を参考にして今後の治療に役立てられると好評です。

災害時にはドクターカーで現地出動

大阪市立大学医学部付属病院は、重症患者の搬送や災害などで傷病者が発生したときに備えてドクターカーを導入しています。医療機器とドクターが現地まで出動できるので、一刻を争うときにも迅速に救命活動をしてくれると地元から厚い信頼を得ています。

ドクターの紹介(院長)

山内 常生 院長

精神神経科学が専門分野で、職場や仕事におけるメンタルヘルスやストレスをテーマにしながら摂食障害についての研究を行なう山内医師。こころのバランスが影響する摂食障害に真摯に向き合い、日々研究を重ねているドクターです。

経歴

大阪市立大学医学部付属病院・医学研究科で臨床医科学専攻

基本情報

主な治療項目 神経精神科のほか、幅広い診療科目を行なう総合病院。内科系診療科、外科系診療科、小児科、女性診療科、皮膚科、歯科など
住所 〒545-8586
大阪市阿倍野区旭町1-5-7
電話 06-6645-2121
診療時間 09:00~12:00
休診日 土・日・祝祭日、年末年始
公式サイト http://www.hosp.med.osaka-cu.ac.jp/

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