なにわ生野病院は、摂食障害を専門とする心療内科医と精神科医の2名の医師が在籍しています。症状に合わせ、薬物療法や精神療法、認知行動療法を主とした治療法で、自ら摂食障害を克服したいと思えるよう、患者に寄り添いながら治療に取り組んでいます。摂食障害だけでなく、うつや不安障害、パニック障害などといった心の症状にも対応。それにより、複合的な摂食障害治療に取り組むことができる医療機関です。
治療方法 | 薬物療法、精神療法、認知行動療法 |
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料金 | 予約料:2,000円(心療内科医による診察の場合) |
お問い合わせ方法 | 電話 |
なにわ生野病院の特徴
治療実績は3,000人以上
治療実績3,000人を誇る心療内科医と精神科医の2名が在籍。摂食障害治療を専門とし、難治性だと思われがちな摂食障害を、患者や家族と寄り添いながら克服へ導くために注力しています。
さまざまな心にまつわる症状に対応
摂食障害を引き起こす原因はさまざまです。なにわ生野病院の心療内科では、うつや不安障害、パニック障害など摂食障害の根本的な原因になりうる心の治療にも対応。複合的な治療に取り組むことで、摂食障害の早期回復を目指しています。
安全な医療を提供するための取り組みが充実
患者が安心して受診できる医療の提供をモットーとし、全職員を対象に「リスクマネジメント研修」を実施しています。さらに、業務中にヒヤリ、ハッとしたころがあれば当事者でなくても報告するシステムを確立。月ごとに集計した報告を院内で共有し、再発防止に努めています。安全な医療を提供するため、リスクマネジメントの徹底に日々取り組んでいる医療機関です。
ドクターの紹介
切池 信夫 医師
摂食障害の専門医として摂食障害治療に取り組む専門家向けの「摂食障害治療ガイドライン」を監修。日本摂食障害学会の理事長を務めた経験もあり、摂食障害治療に取り組む専門家への指導も、精力的に行っている。
切池医師は、摂食障害は患者自身が「治りたい」と思えるようになるのが第一と考え、患者とのコミュニケーションに尽力。そのうえで「支持的精神療法」「認知行動療法」「薬物療法」など、患者一人ひとりに合った治療法を選択。患者と二人三脚で摂食障害治療に取り組む医師として知られている。
1971年大阪市立大学医学部卒業
1977年北野病院 精神科
1982年から大阪市立大学の神経精神医学教室に携わり、後進の指導に注力
2008年日本摂食障害学会理事長に就任(2014年9月まで)
2012年大阪市立大学名誉教授
現在、なにわ生野病院の精神科医(非常勤)として在籍。
【所属学会】
日本摂食障害学会(2008年10月~2014年9月まで理事長として就任)
生野 照子 医師
心療内科部長。これまで多くの摂食障害を持つ患者と向き合い「治療には患者だけではなく、家族のサポートも必要不可欠」だと考えている。しかし「摂食障害=家庭の問題」という社会の意識に「育て方が間違っていたのか?」と悩み苦しむ家族は多いと話す。そのため、家族同士が悩みを共有できるセルフヘルプグループ活動「家族のための会」を国内の病院で初めて設立。現在も、活動の支援を続けている。
また、摂食障害は社会全体で考える問題だと、日本初となる公的な治療機関「摂食障害センター」の設立運動を開始。設立を目指す準備委員会の中心メンバーとして、設立実現まで尽力。
1969年大阪市立大学医学部卒業
1989年神戸女学院大学人間科学部教授
1998年英国にて大学病院研修
神戸女学院大学 名誉教授
【資格】
日本心身医学会専門医・研修指導医、日本小児科学会専門医、日本心療内科学会専門医、認定産業医、臨床心理士
【所属学会】
日本心療内科学会、日本うつ病学会、日本ストレス学会、日本精神保健予防学会、日本青年期精神療法学会など
主な治療項目 | 心療内科(摂食障害外来、うつ、不安障害、パニック障害、心身症、子どもの不登校や問題行動など)、一般内科、一般外科など |
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住所 | 〒556-0014 大阪府大阪市浪速区大国1丁目10-3 |
電話 | 06-6632-9915 |
診療時間 | 9:00~12:00/14:00~17:00(完全予約制) ※摂食専門外来は水曜日のみ |
休診日 | 木・金・土曜午後・日・祝日 |
公式サイト | http://www.koudoukai.or.jp/naniwa-hp/index.html |